彼は大人気アイドル★(短編)
正貴は黙っている。
と、顔を下にしていた正貴が
顔を上に上げた。
「僕は隠し事が嫌いです。それは
誰に対しても、です。ファンに対しても」
え…?何を言いだすの?
「だから…。僕の彼女を紹介します!」
「ええ?ちょっと」
「おかしいでしょ」
「知りたくないよー!」
ファンは自分の思い思いの言葉を口に出していた。
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