SKY☆ROUND

あたしは相談室を出るとすぐさま部室に向った。

そして、部室に入るなり携帯を取り出すと、まだ焦りで震えが止まりきっていない手で携帯を操作する。


プルルルルル・・・


電話の相手はもちろん麗奈だ。



『もしもし、唯?』

『あっ麗奈!何で言ってくれなかったのよ!!麗奈の彼氏のこと!!』

あたしは興奮しながら言った。


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