いちごオレ
「そらはいつもの俺がいいって言ってくれたんだ。だから、無理に自分作るのやめただけ」
意外にも春は冷静な顔だった。
「…あっそ。早く行こうぜ??乗り遅れちまう!!」
佐々木くんはわたしの手を掴んで引っ張りだした。
もし今日何があっても、佐々木くんを好きになることはないと確信した。
今まで春がどんなに傷ついたと思ってんの。
絶対許さない。
わたしは佐々木くんの手を振りほどいて、春の隣を歩いた。