いちごオレ
……っていうか、友達としてっていう意味だったんだ。
なぁんだ、びっくりしちゃったじゃん。
「そっか。やっぱそうだよね!!あ、今日さ勉強会の前に希の家行かない??心配だし」
「…あぁ、いこっか」
希、大丈夫かな…。
*********
「ごめんなさい。希、今話したくないみたいで」
放課後、希の家のインターホンを鳴らすと、お母さんが出てきて申し訳なさそうに言う。
「そうですか…」
「そら、じゃあこれだけ渡しといてもらおう??」
今日配布されたプリントを封筒に入れたものをわたしに見せる春。
「…うん。あの、これ希に。あど早く元気になってね゙って伝えといてもらえますか??」
「分かったわ。わざわざありがとね。そらちゃん、春くん」
そしてわたし達は希の家を後にした。
「希、どうしたんだろね」
「さぁ…分かんねー」
話しができないほど、調子悪いのかな。