岩内さん、フォーカス!
「あら。あらあらあらぁ?」



振り返ると、尻尾の様な黒く長い三つ編みの少女がいた。



「もう、終わってたのかしら?」



少年は後ずさった。



「恋ヶ窪愛歌先輩…!」

「上原くん、知り合い?」

「…放送部の部長だ」

「放送部の…」



もうマークされてたのか。



愛歌はコツコツと足を鳴らして近付いてきた。



「岩内さんのファンクラブが生徒につっかかってると聞いたのだけど、貴方達、知らない?」


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