一番星

鼻で笑う和妻は置いといて。


「プラネタリウムってできるの?ドーム作らなきゃじゃない?大変そう」

「問題はそこなんだよね。光源は売ってるんだけどね‥‥」

教室が広すぎるし、四角いし、とても微妙なのだ。

でも‥。

「みんな文化祭とか歩き疲れるだろうし冷房効いた教室でまったりプラネタリウムで癒される‥‥って感じを思い描いてたんだけど‥‥。それこそなにかアイスとかも同時に販売したりして。」

完全なる私のしゅみなんだけどね、と付け足した。

「おー、いいかも。たぶん企画としては一番趣旨もちゃんとしてると思う。天文学的だし、先生からの評判は良さそうだよね」

ふむふむ、と牧田さんがうなづいた。


「ドームならさ。ちゃんと正確な計算の三角形と四角形を組み合わせればできる」

「え?」
「まじで?」
「さすが和妻くん的な」



一斉に和妻に視線が集まった。

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