隣の席の王子様!?
反則

私は家を出ていつものように学校へ登校した。
いつも愛羅といっしょに登校している。
やはり話題は当真君だった。
いっそ告白しちゃえば?と愛羅はいうが
そう簡単にできる訳がない。
なんだかんだ言ってる間にあっという間
に学校についてしまった。
教室に入り自分の席に着こうとする。
ふと隣を見ると当真君がいた。
あ、忘れてた!そういえば昨日席替えしたんだった。
すると当真君もこっちを見、
目が合ってしまった////
目が合った瞬間当真君は
「おはよう」
といいニコっと笑った。
「お、おはよう」
私もなんとか言えた。
てか、反則でしょーーー
あの笑顔はーーーもうマジで死にそう!!!!
そんなてんぱってる私を他人事と思っているのか
愛羅はクスクスと笑っていた。
もう、愛羅ったらーー、最悪ーーー。
いつの間にか時間は経ちチャイムが鳴りHRが始まった。
私の担任湯川先生はおじさんすぎて
とてもじゃなく先生には見えない。
いかにも毎晩酒飲んでますみたいな顔している。
先生は何か話しているが隣の当真君のせいか、
全然話を聞かない、いや聞けないまま終わった。
ふと、さっきの当真君とのやり取りを思い出してしまい
ポッと顔が赤くなってしまった。
やっぱりあの笑顔は反則だよ。

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