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今日はほんとに、何度目かわからないけどまたうるっとした。
そして、今にも泣きそうなあたしに春は優しく笑って、
「俺は、ずっと覚えてた」
そう口にした。
もう、その言葉だけで、あたしは満足だと思った。
忘れてないなら、それでいい。
約束が果たされなくたって、今の言葉だけで、あたしはもう十分。
ただ、この先もずっと、あたしたちふたりの小さくて細い約束を覚えていて欲しい。
頭の片隅にでもいいから、置いといてほしいよ―――…。
小学1年生だった頃。
あたしには、春を好きになる前に、好きな男の子がいた。
休み時間とか一緒に遊んだりしていたから、仲は良いほうだったと思う。