最低の恋を、してみました。
仕方なく、片付けを始める。



あたし自身、掃除は得意じゃなかった。



女がみんな綺麗好きやと思うなよ。



あたしの部屋もたいがいなんやから。



ナオはベッドの上でマンガを読んでいる。



どうなってんねん。



「ちょっと。ナオも手伝ってよ。むしろあたしが手伝う立場のはずなんやけどな。なんで先陣切ってやらなアカンねん」



とか言いつつも、実はそんなに嫌な気持ちでもなかった。



世話女房な私、みたいな。
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