最低の恋を、してみました。
「あー、疲れた」



ナオと並んでコタツに足を突っ込んだ。



何でかナオもぐったりしてる。



お前はほとんど何もしてないやないか。



「なぁ、それ、いつくれんの?」



ナオが、あたしが持ってきた箱を見ながら言った。



来てソッコー掃除させたくせに。



「あぁ。はい、どうぞ。あんまり美味しくないかもしれへんけど」



再び箱を差し出した。



今度はもちろん、受け取ってくれた。



「ありがと。食べていい?」



ナオは箱を開けようとする。



「アカン。あたしが帰ってからにして」


「何でよ」


「だって、何となく恥ずかしいから」



あたしは照れ隠しで俯いた。



なんか、また急に緊張してきた。
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