最低の恋を、してみました。
愛チャリを止めて、前の籠に入れていたビニール袋と紙袋と鞄を手に持つ。



ビニール袋にはナオが好きなビタミンウォーターが2本入ってる。



紙袋にはナオに貸してと頼まれていたマンガが10冊。



離れに向かう。



引き戸に手を掛けて、ゆっくりと引く。



鍵はかかってない。



元々かけてないのか、あたしが来るから開けといてくれたんか。



相変わらず玄関は靴でいっぱいやった。



なんとか自分の靴をねじ込む。



今日はブーツじゃない。



短い廊下を歩き、ナオの部屋のドアを開けた。
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