最低の恋を、してみました。
彼氏の家に行くのにも緊張するのに、彼氏じゃない友達でもない人の実家に行くなんてどんだけ緊張するかナオにはわからへんねん。



母屋から出てきたのは、おばあちゃんやった。



おばあちゃんと目が合う。



「あら、こんにちわ。ナオのお友達?」



おばあちゃんはなんの警戒心も抱かずにニッコリと笑いかけてくれた。



たぶん、この場所にあたしと同じくらいの歳の女の子がいる事に慣れてるんやと思う。



「はい」


「ゆっくりしてってね」



おばあちゃんはあたしを特に気にするわけでもなく、ニコニコと去っていった。
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