最低の恋を、してみました。
しばらく、2人でベッドに横になりながらマンガを読んでいた。



時々くだらん事を話したりしながら。



「ユウはさ、結婚願望ってある?」



あー、またようわからん事急に言い出したわ。



読んでいたマンガは少年マンガ。



恋愛要素なんて一切ない戦闘マンガ。



それを読みながら何でそんな話題が出てくるんやろう。



ナオの脳味噌は理解不能。



「何で?」


「何となく」


「うーん。あんまり考えた事ないかな。今までちゃんと人と付き合った事ないから、この人と結婚したいとかも思った事ない」



ナオはマンガを置いて、あたしの頭を撫でた。



あまり大きくはない手やけど、心地よかった。
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