最低の恋を、してみました。




今日もナオの部屋のコタツに入ってる自分が嫌や。



もう、無理。



もうアカン。



ゲンの事は好きになりたいと思ったけど、ナオの事は嫌いになりたいと思ってる。



「俺、お前の事好きやで」



ナオが、コタツであたしを抱き締めながら突然そんな事を言った。



「うん」



ナオがあたしに好きと言ったのはこれが初めて。



でも、あんまり嬉しさはなかった。



ナオを信じてないから。



どうせまた口だけやから。



「うんって何?好きって言ったのに」



ナオは苦笑いをしてる。



これは告白?



もう、ナオの考えてる事が全然わからへん。
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