秘密な結婚

「紗和…さん、

返してよ……」


…え。

何…、なんて…、


「拓真を返してよ!

どうしてあなたなんかが…!」


「祐希奈!!」


拓真が私の隣から少し大きな声を出す。


私と祐希奈さんはビクリとしながら

彼の方を見た。


「俺には紗和しか見えない。


紗和だけを…愛してる」



『きゃーーー!!!』


え?


いつの間に集まっていたのか、周りから黄色い歓声が上がる。

え?え?


私達を取り囲んで注目する

沢山の社員……。






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