秘密な結婚
「あっはっはっは!
何だ、それ~」
ネクタイを外しながら
拓真が大きな声で笑う。
先ほど帰って来た彼を出迎えた瞬間から
ひたすら側にまとわりついて
昼休みの出来事を話して聞かせる。
「拓真があんな事を言うから…
私のランチは全て食べられちゃったのよ!?
もう…、面白がって色々話して…」
私がそう言うと彼はフフッと笑って
「でも、嘘は言ってないよ?」
と言った。
確かに……そうだけど…。