秘密な結婚
振り返ると、そこにいたのは…
拓真………!!
青木さんはにこりと笑って立ち上がり、
拓真の方を向いた。
「今、あなたの噂をしていたんですよ、
春木課長。
ふうん、噂通りの色男だ。
営業でもあなたの噂を聞かない日はないんですよ。
だから今までお会いした事もなかったのに
僕もあなたの事は何でも知ってるんですよ」
拓真は黙って彼をじっと見ていたが、
フッと微かに笑うと静かに言った。
「へえ。嬉しいな。
営業成績上位の君に評価してもらえるとは。
だけど、僕の何を知っているのかな」