秘密な結婚
……だけど、こいつら、
そんな事を考えてたのか…。
紗和は……俺のだぞ?
ヤバい……。
無性に…紗和に、会いたい。
「あの、俺…、帰るわ」
「え?課長?
来たばっかですよ?」
…お前らが煽ったんだろ。
「悪い。
また今度。
ここは俺にツケといていいから」
「え、本当ですか?
ありがとうございます!!」
―――
俺は店を出ると小走りで
家に向かった。
…知らなかった。
知らず知らずのうちに、
紗和に辛く当たってたんだな。
早く一人前になって欲しかっただけなのに。