こちら広報部
「うちが喜ぶもの?葵君じゃなくて?」
「そう。蘭ちゃんが、喜ぶものだよー。」
うちが葵君と呼んだことに
少し反応してこちらをチラッと見たが
すぐに目を離した。
やっぱり、嫌な感じ…。
それにしても、うちが喜ぶものってなんだろ?
もしかして、今日発売の漫画?!
うちがあの漫画好きってのは
絵美くらいしか知らないはずなのに!
うわっ、あれ思いっきり男物なのに!
一人で頭を抱えているうちを見て
佐久間丸先生はクスクスと笑いながら
「なんか、蘭ちゃん一人で勘違いしてるみたいだから言うけど。俺が渡したかったのはこれで~す!」
二人とも目を瞑って、両手を出してごらん?そういう佐久間丸先生に
うちも葵君も素直に従い
目を瞑って両手を出すと…