続 初恋〜UIREN〜 私だけを見て…
私達は、それから家まで帰り道ずーっと話してた。
離れたくない…
また、いつ会えるか分かんないもん…
大介は分かったかのよーに、私の手をギュッと握った。
『また会えるよ。すぐ…』
と、ボソッと言った。
『離れたくない…』
『今は我慢して。』
私は何も言えなかった。
離れたくないもん。
香も離れたくないのか…
トシから離れない。
トシも就活で、なかなか会えないもんね…
お互い、淋しいよね。