○o。.泡になれ.。o○


「どうぞ」

家に入るように促され

「お邪魔します…」

私はゆっくりと入った。

誰も居ない。


私たち二人きり。



「先いってて~

二階の突き当たりの部屋だから」


そう言われ階段を上り
部屋へ入った。



ギィッ

バタン


彼愛用の香水なのか
その香りが部屋にこもっている。


この香り
落ち着かない。





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