メ グ リ ア イ


とその感覚に安心したのか


ぎゅうっ

志季は抱きついていた

「よかった」

いつもの志季からは
思いもよらない行動に
悠清は手で口元を覆った

「意外と、怖がりのようだ」

その言葉と同時に
提灯に灯りがつく


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