メ グ リ ア イ


灯りが点くと同時に
自分が悠清に
抱きついていることに気づき
勢いよく離れた

「怖がりじゃないです!!!」

「・・・そうですか」

志季に微笑みかけながら
優しい声音で続ける

「では、私が怖いので
近くにいてはくれませんか?」


思考が止まる



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