白い翼と…甘い香り

和也の一言で

決して何も変わらないと
思っていた日常生活が

どんどんと変わっていった。



リカ…

ねぇ、リカ…?



2人しか居なくても
必ず名前を呼んでくれる事が

私を少し、強くする。



逢えなかった時間は
何してた?

今日は何して
過ごしてた?

ねぇ、リカ
なに考えてんの?




小さな事でも
ちゃんと私のことを
知りたがってくれて

些細な言葉にも
耳を傾けてくれて


どんな事も見逃さずに
見ていてくれる。



決して
曖昧に…では無く

ちゃんと目を見て
聞いてくれる。



だから
私はいろんな事を
和也と話したかった。


どんな事でも
私が感じることを

和也と話してみたくなった。



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