出会いは偶然恋は必然2nd
隆樹くんの弱み
「隆樹くん」



「ん?」



「隆樹くんが美音に握られてる情報?弱み?ってなに?」



「ブー」



隆樹くんは吹き出してしまった。



みなさん、どうもこんにちは。



今は昼休み。隆樹くんとお弁当を食べています。



「急にどうしたの?」



「美音と塾一緒だったんでしょ?美音は隆樹くんのいろいろな情報を知ってるんだって言ってた。だから、それってどんな情報なのかなぁ?って思って」



「どんな情報ねぇ。まぁ、優羽関係とか?」



「私?なになに?気になる」



「中三のときだったかなぁ?」



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「隆樹!こいつ、俺の彼女の美音!仲良くしてやって」



龍哉の彼女である神永(美音の名字)とは、このとき初めて会った。



「あ~あの美音ちゃんか」


龍哉が前に相談してきたMちゃんだとすぐにわかった。


「はい?」



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