出会いは偶然恋は必然2nd
「いやいや。こっちの話」



確かに神永は美人だけど、優羽には叶わないな。



優羽は、どこの高校受けるんだろう?



「あ~あ。優羽も来ればよかったのにね」



ん?優羽?神永が龍哉と優羽の話をしていた。



「ねぇ。優羽って誰?」



「あぁ。私たちの幼馴染なの。塾に誘ったんだけど、家庭教師つけるからって断られちゃって」




「もしかして、その子の名字って櫛田?」


まさかな・・・。



「そうだけど。知り合い?」



って、えーーーーーーーーーーーー!



「おい龍哉、Yちゃんて優羽のことだったのかよ」



「Yちゃん?」



あ。神永いること忘れてた。



「まぁ、そこは気にすんな。で、龍哉。どうなの?」



「そうだけど・・・。どういう関係だよ?しかも呼び捨てだし・・・」



「いや。ただ、優羽のおばあちゃんとちょっとした知り合いなんだ」



「へ~」



龍哉は納得したのかトイレに行ってしまった。



「そういうこと(ニヤリ)」



神永の反応に、嫌な予感がした。
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