キミだけをずっと②



「どう?授業は」


「うーん、授業の進みが早いかな」


「そうか」



大樹は私に笑顔を見せて箸を右手で取った



そういえば、この間大樹に電話したけど


出なかったのは何故?



会う機会が少ないから今の内に



「あぁそうだ、二日ぐらい前に大樹に電話したんだけど気付いてくれた?」


「え、電話?いつ!」


「ん〜確か、夕方の7時ぐらいかな」



大樹は腕を組んで思い出そうとしていた



「その時俺は…」



ボソッと口から発して目線を私に移した瞬間


私の後ろから大樹の知り合いらしい人が通りかかった



「よぉ凌!」



大樹が笑顔で男子に声をかけた


友達なのかな…


そう思っていた私に隣の席で口に食べ物を詰め込んだままの紗貴が必死に私の肩を叩いてきた



「どうしたの?」








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