君が欲しい

ハッと目を開けると映ったのは、あの居心地の悪い病室の白い天井だった。

「よかった!目が覚めたのね」

安心したように笑顔で手を握ったのは、あの白いナース服の看護師。

「あなたここ最近まともに睡眠も食事もしてなかったでしょう。家族の方も心配して――」

「…行かなきゃ…………」

小さく呟く。

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