45センチのコイ。
っていうか、このニキビの原因は絶対に四月一日くんなんだよね。
昨日の古典の時間。
手から消しゴムが滑って、四月一日くんの足元に落ちてしまったのだ。
拾おうにも、本当に足のそばに落ちていて、少しでも四月一日くんが足を動かしたら踏んでしまうんじゃないかという場所に落ちてしまい、拾えなかった。
仕方なく、予備の小さな消しゴムを使っていたが、落とした消しゴムが気になって、四月一日くんの足元を見つめていた。
そしたら、あの人。
見事に消しゴムを踏んだのだ。
しかも、踏んでも気づかないし。
何か柔らかいものでも踏んでるなー、とか思わないのか。
結局、四月一日くんは授業が終わるまで、あたしの黄色い消しゴムを踏み続け、休み時間になってから四月一日くんが席を立ってから拾ったら、黄色い消しゴムは少し黒ずんでしまったのだ。
あたしの、あたしのお気に入りの黄色い消しゴムが……っ。
夢香からもらった消しゴムが……っ。
夢香が家に大量にある消しゴムをいらないと言ったので、その中から1つもらったものがあの黄色い消しゴムなのに……っ。
昨日の古典の時間。
手から消しゴムが滑って、四月一日くんの足元に落ちてしまったのだ。
拾おうにも、本当に足のそばに落ちていて、少しでも四月一日くんが足を動かしたら踏んでしまうんじゃないかという場所に落ちてしまい、拾えなかった。
仕方なく、予備の小さな消しゴムを使っていたが、落とした消しゴムが気になって、四月一日くんの足元を見つめていた。
そしたら、あの人。
見事に消しゴムを踏んだのだ。
しかも、踏んでも気づかないし。
何か柔らかいものでも踏んでるなー、とか思わないのか。
結局、四月一日くんは授業が終わるまで、あたしの黄色い消しゴムを踏み続け、休み時間になってから四月一日くんが席を立ってから拾ったら、黄色い消しゴムは少し黒ずんでしまったのだ。
あたしの、あたしのお気に入りの黄色い消しゴムが……っ。
夢香からもらった消しゴムが……っ。
夢香が家に大量にある消しゴムをいらないと言ったので、その中から1つもらったものがあの黄色い消しゴムなのに……っ。