私の血を狙わないで。






あ…れ?



私…寝てたのかな?



ゆっくり目を開くと、私の前にはシンさんが。



「ひゃああっ!!!!シンさん!??…な、なんでここに。」



「やっと目が覚めたか。俺が部屋に入ってきただけなのに、気絶するとか…。」




へ?




「いや、私オオカミしか見てないんだけど。」



「だから、オオカミに化けてたんだって!!」



「そ、そんなことまでできるの!??」



吸血鬼ってなんてゆーか……

一言で言うと「すごい」。



「まぁ、コウモリとかにも化けれるけどな。」



「へ、へー……。」



床に放り投げた服を、私はクローゼットにしまう。



その姿をシンさんがずっと見つめてきた



な…なんだろ


私、どっか変……かな



「明日どっか行くの?」


「え?……ああ、遊園地に行くの。」


「誰と?」


「先輩。」


「先輩って?」



なんでそんなに気になるのかな


でも、シンさんの顔がまるで別人のように真剣だった


そんなシンさんを見てると、なんだか…


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