私の血を狙わないで。





久しぶりに自転車に乗るもんで、グラグラと左右に揺れながらやっとのことで駅についた



駅にはもう、片倉先輩が。


時計を見てみると、 まだ8:40。



集合時間は9:00なのに…

こんなに早くから待っててくれたんだ…



「片倉先輩っ!!」


大声で叫び、片倉先輩に駆け寄る

片倉先輩は、微笑んで手を振ってくれた



嬉しくなり、私も大きく手を振る




「おはよう。私服可愛いね。」


「そっ…そんなことないです」


「そう?俺は好みだけどな~っ。」


「え……」



は…恥ずかしいっ!!!!


まさかこんなこと言われるなんて!!


か、考えてもいなかった…




それにしても、片倉先輩カッコいい…


私服も想像以上にオシャレ…



こんな人の横で歩いてたら、変に思われる率100%!!










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