私の血を狙わないで。
「り……ん…か…。あんた……!!!!!」
ママは私のほっぺに思いっきりビンタした
ジンジンとほっぺが痛む
私は目に涙を浮かばせて、ママを見つめた
ママ…なんで?
なんで叩くの?
なんで私に暴力するの?
なんで心配してくれないの?
「凛香!!知ってるの?血を吸われた分まで、寿命が縮まるのよ!??」
寿命が…縮まる…?
血を吸われたら…?
じゃあ…私……
「あんたもう、5年はもたないわね。
きっと1年後くらいには死ぬのよ!???」
「今言ったって……遅いよ」