魔法のキス
紗「そこまで子供じゃないもん!!」



そう言いながらも紗希も顏を赤くしてそっぽを向いた。


そして歩き出す二人。



尚「ところで、何買いにきたの?」



紗「あぁーキーホルダーだよ!今すごく人気のキーホルダーなの!1日に全部売れちゃって、皆キーホルダー狙っててさ〜私も欲しいのに、なかなか手に入らないの…」


少し悲しそうな顏をする紗希。




尚「キーホルダーかぁー。そんな人気ならもうないんじゃないか…行ってみないと分からないけど」




紗「そーなんだよねー。今ごろの時間に残ってるってことは有り得ないんだよねー。予約もいっぱいで2ヶ月後なら予約出来るって言われたけど…そんな待ちきれないし…」



頬を膨らませてる姿は子供がいじけてるみたいで可愛い。



紗希の少しの仕草についつい見とれてしまう尚だった。




< 21 / 28 >

この作品をシェア

pagetop