魔法のキス
お店の前に到着し、いざお目当てのキーホルダーを探してみると、やはり売り切れだった。



紗「あぁーやっぱり売り切れだった〜」


涙目でガッカリする紗希。



尚「仕方ないよなぁ〜時間も時間だしなぁ。」



紗「だよねぇ〜うぅ〜」



尚「また、今度の休みにでも行ってみようよ!次の日休みなら夜からでも、張ってればオープンに行けるし!まぁ紗希が大丈夫ならの話だけど」



紗希の表情が少し明るくなった。そんなにしてまでも欲しい物なのかとすぐに分かる。



尚「あと1日の我慢だ!でも、外でずっと待ってるのも疲れるよなー」



紗「うーん…難しいね…。もしかしたら私たちと同じ考えの人だっていっぱいいるかもしれないしね…」




二人は考え込んだままその場を離れたのだった。




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