あなたはケイサツカン様☆
意識がしっかりしてくると同時に
「優芽!」
お父さんが心配そうな顔であたしを見つめる。
手に感じる暖かな感触。
「お、とうさん」
口の中が渇いているせいかうまく言葉が出ない。
「うなされてたんだよ」
ほっと安心したのか少し離れる。
でも握られた手はそのまま。
心配..してくれたんだね。
「お母さんに..会ったよ」
「え?」
「夢の中で、だけど」
「何か言ってたか?」
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