吸血鬼は淫らな舞台を見る episode ι (エピソード・イオタ)
「わかりました。すぐに二階のターゲットを捕獲します」隊員が髭男に敬礼し、「いくぞ!」と二人の隊員を引き連れて部屋から出て行く。
「いいか、大人しくしていろよ」
髭男が屈んでイオタに言う。
「腰のケースに入っているサバイバルナイフで首を切断すれば問題ないよ」
イオタは吸血鬼のとどめの刺し方をアドバイスした。
「面白いガキだな」
髭男は鼻でせせら笑う。
「ガキじゃない!」