天神学園の奇怪な面々Ⅴ
死神。

生命の死を司る神。

冥府においては魂の管理者とされる。

一般的に大鎌、もしくは小ぶりな草刈鎌を持ち、黒を基調にした傷んだローブを身にまとった人間の白骨の姿で描かれる。

目の前にいる舞白とは似ても似つかぬ醜悪な姿を連想するのが普通だ。

その大鎌を一度振り上げると、振り下ろされた鎌は必ず何者かの魂を獲ると言われ、死神の鎌から逃れる為には他の者の魂を捧げなければならないとされる。

「死神まで出張ってくるとは…」

普段から自信に満ちた龍娘の表情に、困惑の色が窺えた。

「そうまでして私の指導を妨害しようというのか…或いは…私の行いは命を奪われるほどに間違った行いだというのか…」

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