天神学園の奇怪な面々Ⅴ
更に呼吸は乱れていた。

それでも龍娘は振り向いて身構える。

「…本当によい先生ですね、龍娘先生…」

舞白は少し困ったように苦笑いを浮かべた。

「生徒への指導に、文字通り命を懸ける…先生の教え子でいられる事を、私達生徒は誇りに思うべきかもしれません」

既に舞白の中で、龍娘と相対する目的は変わりつつあった。

最初は確かに龍娘を足止めする為。

だが今は、彼女の命を守る為に…。

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