担任は優しい旦那様
『マー君、
理香の傍に
居てあげてね』

落ち着いたとはいえ
まだまだ、心は不安定だ。

私は料理するから
傍に居てあげられない。

『はいよ』

二人でテレビを
見出したのを確認して
キッチンに立ち
調理を始めた。

理香の要望通り、
鶏団子と白菜を入れ
そこに、
きのこ類も入れた。

『理香、どう?』

マー君の感想より
先に聞きたかった。

「美味しい」

よかった……

『俺も美味いと思うよ』

マー君の感想は
聞いてない(笑)

食べ終わって、
お風呂に入り
明日学校に行くと
言った理香のために
早く寝ることにした。

私は意外と
心配性だから
客室と寝室ではなく、
リビングに布団を敷いて
理香が真ん中で
マー君と私で
挟む様な感じで
寝ることになった。

『おやすみ』

翌朝、こんなに
早く起きたのは
久しぶりだったけど、
なんとか起きれた。

『よし』

二人が起きる前に、
お弁当と朝食の
用意をする。

「華蓮、おはよう」

一時間後、
二人が起きた。

『おはよう
朝ご飯出来てるよ』

三人で
いただきますと
言って食べた後、
出掛ける二人に
お弁当を渡して
玄関で見送った。
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