お金と私と彼と

「美麓チャン。
藍の仕事もうちょいで終わるらしいからここで待っててね。」
カフェで軽く夜食を済ました美麓と杏南はREADYの会社のエントランスにいた。

「杏南さんは…帰るんですか?」

「その杏南さんって言うの止めない?
皆から杏南って呼ばれてるから杏南って呼んでよ
ね、美麓。」

「はい。」
美麓は笑顔で答えた。

「あたしは帰るよ。
安心して。藍は良い奴だから。」
そう言って杏南は美麓に手を振りエントランスからいなくなった。
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