【更新停止中】家政夫くんの攻略法
「こはる」
不意に名前を呼ばれただけなのに、その声を聞いただけで耳がピクンと反応する。
「どうしたの、坂口くん」
この前、彼に抱きしめられてから妙に意識してしまう。
坂口くんの目を見て話すだけでも、心臓の鼓動が早くなる。
だって...そういうことでしょ?
付き合う的な...。
「今日、保育園の手伝い行くよな?」
「あ、うん。いくよ」
「じゃあ、俺あいつらとバスケしてから家行くわ」
「じゃっ」と若干の笑みを浮かべて、彼はあいつら、クラスの数人の男子とともに教室から去って行った。
その中には女の子たちもいて...。
・・・あれ?