狼様の愛のカタチ理論
意地悪なんだもん。扇李は…凄く…
「却下するからだと?くだらない事ばかり言うからだろう」
「くだらなくなんかないよ!私にとっては…大事なんだもんっ」
「………」
「扇李とこれから先、上手くやって行く事を考えたら…あれくらいは、やって欲しい…」
このままの関係じゃ駄目だって、分かりたくないけど分かってる
と、言うか…お互いがお互いを嫌いな夫婦なんて嫌だ。もし子供が産まれた時だって、そんなの子供が可哀想すぎる
だから、優しくしてくれるなら、どれか守ってくれなくなくちゃ、私から婚約破棄をするか、子供なんて絶対に産んであげないんだから!
そう心で思うと、扇李は目を細める
「待て。別に我は、お前と良い関係を築こうなど思ってない。それに婚約破棄などしたら施設は守らない。子供など無理矢理作る」
「なっ!そ、そうゆうのが優しくないって言うの!てか、無理矢理はしないってさっき言ったばかりじゃんっ」
数分もたたないうちに、そんなことを言うなんてひどい
手を引きはなそうと暴れるが、がっちりと身体を押さえられてびくともしない
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