狼様の愛のカタチ理論
「嬉しい!私あなたに会いたかったのよ!」
「!?」
「何度も会わせて!ってお願いしたのに、サイがダメの一点張りだったけど、来てよかったわ!」
"きゃー"と叫びながら、喜ぶ彼女に私は意味が分からなくて
サイさんをみると少しため息を吐いてから知里と呼ばれた女性の横に立ち肩に手を置く
「沙優様、いきなり申し訳ありません…その、彼女はですね…」
「?」
「私の妻です」
「………ぇ」
つ、妻!?花嫁じゃなくて!?
想像していた立場より遥か上をいっている関係に私は驚きを隠せない
「え、サイさん、結婚してたんですか!?」
「はい」
う、嘘…信じられない。だって今までそんな素振り全くなかったから
ま、まぁ、サイさんは見るからに30代だから結婚していてもおかしくないけど、びっくりだ
「………」
つい、唖然とサイさんを見ていると、知里さんは微笑みながらサイさんの腕を揺する
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