狼様の愛のカタチ理論




な、なんなの?


扇李の悪口としか思えないような言葉に、イラッとして私はつい彼女を睨む


「なによ、その目は」


「あなた、扇李の何も知らないんですね」

「はぁ?」


確かに、扇李は冷たい。かなりのエゴイストだ

自分のために、私を花嫁にして、抱かないとは言ってないとか屁理屈を言って無理矢理にわたしを抱いた


最初とかなり態度違うし、冷たいと思ったら優しくして、それで安心するとまた冷たくする



本当に、頭の中を切り開いて見たいくらい分からない


だけど、だけど、そんな俺様で最低だけど







「扇李は残酷なんかじゃない!」


バンッと腕を振り払うと、その衝撃で彼女が一歩後ろに下がる


「勝手なこと言わないで!」


扇李にだっていいとこはある


抱いた事謝ってくれたし、色々なことでかばってくれた

慰めてくれたし、私の事…守ってくれるって約束したんだもん


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