狼様の愛のカタチ理論
そ、そうなの?
だから、無理してないか?なんて、いきなりそんなことを言ったの?
怒られるとか、余り話さないって言ったから?
「そうなの?」
横にいる右汰に言うと、身体をプルプルと震わせながらガタン!と立ち上がり左汰の首を締めるように抱きつく
「てめ!余計なこと言い過ぎなんだよ!誰が心配なんかするか!」
「嘘つくな。扇李が沙優様を迎えに来ていなくなると、1時間以上部屋をウロウロしてるくせに。あれウザいんだ。やめてくれ」
「は!?それを言うならお前だって、夜中に何回も起きて宮殿の廊下をうろついてるだろ?俺が知らないと思ってるのか?」
「悪いか、沙優様が心配なんだ」
「…う」
腕を引き離して、プイッと私達から顔を背けてる左汰に
悔しそうな顔の右汰
もう…
二人が心配してくれるのは凄く嬉しい
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