狼様の愛のカタチ理論
今、この空間ただいる…だけ
そんな目をした私に右汰は髪の毛を軽くすくいベッドに座り込むけど
今は誰の姿もみたくなくて…
バサッ
「…」
「…………」
右汰に抵抗するように再び布団を被ると、ため息が聞こえる
だけど…ごめん…右汰、左汰
今は、私はまともに話をすることなんで出来ない
誰もみたくないんだ…
たった一人に……なりたくて―…
「ごめん…ちゃんと、拭くから…出て行って…」
そんなこと、言っちゃいけないってわかってる
わかってる…でも、私の口は言うのをやめない
「何かあれば…呼ぶから…もう、しばらく…来ないで…」
「「………」」
「楽じゃないの…右汰と左汰がいると…だから、出て行って…」
最低だよ、わたしは
心配してくれる彼らにそんなことを言うなんて
逆ギレして、怒っても可笑しくないのに…
「わかった、行くぞ…左汰」
「…あぁ」
ただ、そう頷くなり何も言わないまま出ていってしまう
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