放課後は、秘密の時間…
「大也、何笑ってんの?」

「だってさ、ハハハ」

「だって、何!?」

「あかりの実習先の高校の生徒なんだろ?ハハ、あかりちゃんだって、アハハ」


……さ、最悪。

どうしてこんなとこ、大也に見られなきゃいけないのよぉ……


「アハハハ、腹痛ぇ」

「大也っ!笑いすぎ!!」

「ごめんごめん。でも、あかりさ、ちゃん付けで呼ばれてんの?」

「あの生徒だけよっ!」

「ハッ、ハハ、駄目だ、止まんねぇ」

「も~~おかしくないっ」


目じりに薄く涙まで浮かべてる大也。

苦しそうに、はぁはぁ息を整えようとしてる。


そもそも、こうなったのは武藤君のせいなんだから!!


さっきからニヤニヤしながら、こっちを見てる例のグループ。

キッと見ると、あたしよりも鋭い目線を送ってる人がいた。


今の大也の爆笑のせいで、すっかり忘れてた。


……市川君のこと。


市川君だけは、まるで睨みつけるようにあたしを見てる。


な、なによ?

何でそんな目でこっちを見てるの……


「――お待たせっ!特大ハンバーグとランチAね」

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