cloud×cloud【完】
「私は明日の夜、切腹します。」
キーンと耳鳴りがする。
…切…腹?
たった1日だけ脱走しただけで?
「どうにか…ならないんですか?」
切腹なんて私にとって現実味のない言葉は
簡単にどうにかできそうな気がした。
だけど―…
「どうにもなりませんよ。
私はそれを覚悟の上で脱走したんです。」
だけどこの世界は違う。
現代にとったらありえないことでも
ここでは当たり前のことなんだ。
私はこの世界の厳しさを痛感した。