cloud×cloud【完】
生きたいと、思った
殺されるなら殺してしまうしかないと思った
殺したくないとか、そんな甘ったれた考えは通用しない
そう思うと体は勝手に刀を立てて目の前へと突き刺していた。
そう、前へ。
三浦さんに斬られてしまうよりも早く、と。
だけど、それを面と向かって捉えるのは瞳が拒否して、とっさに目を閉じて俯いた。
斬られた痛みは、ない。
確かに伝わってくる何かを刺した手応え。
ああ、私はこの戦いに勝ったのか。