Black Queen【1】
「はやく優也のも開けろよ」
奏がはやく次にいってほしそうに雅にそう言った。
「わかったわかった。えー…と優也のは何かな~」
そう言いながらラッピングされている小さな箱を開ける。
「お!ピアス!」
「かっこいいだろ~それ」
「あぁ」
優也が嬉しそうに笑う。
確かに優也があげたピアスは、かっこよかった。
「最後は加那さんだな!」
みんな待ってましたというような顔をして一斉に視線を雅の手に向ける。
「去年はケーキの帽子…今年はケーキのメガネか?」
「なんだとぉ!?奏」
「ぎゃはははは!それ俺も思う」
「ちょ!?笑うなよ優也」
「確かに…。」
「蒼まで…」
一体みんなどこまで私がセンス悪いと思ってるんだよ…。